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ウイルス対策に有効なマスクと消毒液について

ウイルス対策に有効なマスクと消毒液について

2020年4月20日 その他

お世話になっております。
群馬県に本社を構える東洋ケアサービスです。

本日はマスクと消毒液に関する簡単なご説明をさせていただきます。

  1. どんなマスクがあるのか?
  2. 特徴とウィルスに有効なマスクとは?
  3. 消毒液特徴とウィルスに有効な消毒液とは?
  4. 手指消毒について

マスクの種類とその特徴

マスクの種類
どんな種類のマスクがあるの?

マスクは用途により、

  • 家庭用マスク
  • 医療用マスク
  • 産業用マスク

この3種類に分類されております。

私たちの生活で最も馴染み深いのが、風邪や花粉対策として使用されている『家庭用マスク』になります。医療福祉業界では『医療用マスク』すなわちサージカルマスクの方が多く使用されていますね。

家庭用マスク

風邪や花粉対策や防寒、保温などの目的で日常に使用されるマスクです。素材や形状やサイズなども豊富で、フィルター性能と通気性のバランスがよいため、長時間に渡り快適に使用できることも特徴です。

医療用マスク

主に医療現場もしくは医療用に使用される感染予防用マスクです。手術という意味から「サージカルマスク」とも呼ばれます。

産業用マスク

主に工場などで作業時に防塵対策として使用されるマスクです。粉塵の量や性質により口や鼻だけを覆うものの他に顔面すべてを覆うものもあります。

マスクの素材

マスクの素材は大きく分けて「ガーゼ」と「不織布」の2種類あります。
「ガーゼ」は1枚のガーゼを12枚、18枚、24枚、30枚に折り重ねて出来ております。
「不織布」は文字通り織らない布で、繊維同士をいろいろな方法で結合させてシート状にしたものです。繊維が緻密なものから隙間の多いものまで、厚みや柔らかさなどは自在に作れる素材です。

ウィルスに有効なマスクとは?

ウイルス対策に適するマスク
マスクを選ぶ際に大事な事

マスクの性能を見る指標として代表的なものにBFE(バクテリアろ効率)とPFE(微粒子ろ過効率)があります。

BFE…マスクによって細菌を含む粒子(平均粒子径4.0~5.0μm)が除去された割合(%)

PFE…マスクによって試験粒子(0.1μmのポリスチレン製ラテックス球形粒子)が除去された割合(%)

一般的にBFE、PFEの値が大きいほどマスクの性能が高いと考えられます。
つまりウイルスの粒子よりも目の細かい性能を備えたマスクの方が有効だということです。その指標としてBFEとPFEが何%なのかが重要となります。医療用としてはBFE値95%以上が推奨されております。

ウイルス対策には花粉対策マスクは注意が必要

日本は花粉症に悩まされている方が多いことから花粉対策マスクが多く販売されております。軽くて付け心地が良い反面、ウイルス対策という意味では少し注意が必要となります。
花粉とウイルスでは大きさが異なり、花粉対策マスクではウイルスから身を守ることができないとされています。基本的にウイルスは、ウイルス飛沫(咳やくしゃみなど水分を含んだ状態)として活動します。ウイルス飛沫であれば花粉用マスクでも侵入はできませんが、付着したウイルス飛沫が乾燥しウイルス核になるとマスクを浸入してくる恐れがございます。
そのためウイルスに有効なマスクのご購入を検討されている場合には、BFE値95%以上であるものを選ぶことがよいでしょう。

消毒液の特徴とウィルスに有効な消毒液とは?

ウイルスに有効な消毒液
消毒液にもそれぞれ特徴がある!

消毒液について調べた結果、日本薬剤師会の「薬剤師が知っておくべき感染症予防対策(消毒編)」についての資料(令和2年2月19日)が大変分かりやすかったため引用してご説明させていただきます。

日本薬剤師会「薬剤師が知っておくべき感染症予防対策(消毒編)」について
https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/activities/20200219.pdf

消毒液の用途別の分類表になります。お使いになられる消毒液が正しい用途で使用されているかを確認する指標となりますので是非確認してみて下さい。
また消毒液として使用する化学薬剤の微生物に対する効果は、使用濃度、作用温度、接触時間、表面の汚染状態等によって異なります。使用するに当たっては、消毒液の使用期限、消毒剤の汚染、残存した化学物質の医薬品品質に与える影響、及び対象となる資材の変色、変形、腐食などの劣化について注意する必要があります。
つまり用途ごとに正しい使用方法で消毒をおこなうことが最もウイルスに有効な使用方法となります。

【用途別分類】

消毒剤の用途別分類表
◯…有効
△…効果が得られにくいが、高濃度の場合や時間をかければ有効となる場合がある
×…無効

手指消毒について

ウイルス対策における手指消毒
手指消毒はウイルス予防対策の基本

続きましてウイルス感染防止のために最も重要だと言われている手指消毒に関して下記【手指消毒法】と【主な手指消毒液】の表をご参照下さい。

手指消毒は予防策の基本となるもので、手に目に見える汚れがある時には、非抗菌石けんと水、または抗菌石けんと水で手を洗う。
手が目に見えて汚れていなければ擦式消毒用アルコール製剤を用いて日常的に手の汚れを除去するようにしてください。擦式法(ラビング法)は、手が汚れているときには無効であることに注意してください。手が汚れている場合には、洗浄法(スクラブ法)を使用することが重要となります。

次の場合には手指衛生を実施する。

  1. 患者と接する前
  2. 血液、体液、排泄物、粘膜、健常でない皮膚に接触した後
  3. 患者や患者周辺の環境表面に接触した後
  4. 手袋を外した後、など。

手指消毒法と消毒薬

ラビング法は、手が汚れているときには無効であることに注意する。手が汚れている場合には、スクラブ法を使用する。
※厚生労働省「高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版(2019年3月)」より

東洋ケアサービス㈱にて、抗ウィルスニットマスクの取り扱いしております

東洋ケアサービスで在庫のある抗ウイルスニットマスク
当社に在庫あります!

コロナウィルスによって世界中でマスクの需要が爆発的に増加しております。
今回は、マスクおよび手指消毒についての基本知識としての情報提供をさせていただきました。

当社においても使い捨てマスクや手指消毒液の入手が非常に少なくなっており、社をあげて仕入先への数量確保をおこなっております。

また現在、布マスクについて下記商材(抗ウィルスニットマスク)が東洋ケアサービス㈱の在庫にありますので是非お声をかけてください。
抗菌でなく、ポイントは抗ウィルスです。何が違うのか?と言いますと、ウィルスは菌の50分の1程度の大きさですので、菌は防げてもウィルスは防げないマスクが多くあります。
是非、抗ウィルスのマスクのご購入をお勧めいたします。

抗ウィルスニットマスク

日本製の抗ウイルスニットマスクは東洋ケアサービスでお取扱い中

提供価格 3,300円税込み(洗えて何度も使用可能)
※現在多数のご注文により色のご指定は出来かねますのでご了承ください。
※注文単位は10枚単位でお願いいたします。
※送料は別途
関東800円、東北地方1,000円、中部地方1,000円、関西1,000円、九州1,200円、沖縄北海道離島は別途見積

〇お問合せ先

東洋ケアサービス株式会社
https://www.toyocareservice.com/contact.html
担当細野