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健康経営優良法人の認定項目について詳しく解説!今回が最終回です。
これまで、大項目の3つについて、認定の概要から具体的な取り組み内容についてご紹介してきましたが、いよいよラストスパートです!
今回ご紹介する項目は企業全体としての健康経営について重要となる必須項目の2つとなります。
認定には欠かせない項目となりますので、しっかりと概要と取り組み内容などをご紹介していきます。
健康経営優良法人の認定を受けられるだけでなく、企業としての今後の経営にも関わってくるようなものとなっています。
是非、最後までご覧いただき今後の健康経営への参考にしていただければ幸いです♪
中小規模企業部門の健康経営優良法人の認定項目は以下の5つの大項目に分類されています。
1.経営理念(経営者の自覚)
2.組織体制
3.制度・施策実行
4.評価・改善
5.法令遵守・リスクマネジメント
これまで1~3の大項目についてご紹介させていただいていたものの多くは、中項目・小項目に細分化され、その中で必須もしくはクリアするべき認定要件の数が指定されています。
特に健康経営に取り組む企業として重要とされる大項目は「必須」とされています。
今回ご紹介する4.評価・改善と5.法令遵守・リスクマネジメントについても「必須」項目となっています。
健康経営の具体的取り組みとして、従業員の方の協力が特に必要となる3.制度・施策実行が注目されがちですが、ご紹介する大項目4はその取り組みに対する自社での評価、大項目5は企業としての基盤である法令遵守やリスクマネジメントを示す重要な項目となっています。
健康経営として取り組んできた施策や企業としての社会的責任の再確認や持続可能な企業を目指すためにも、健康経営優良法人の認定がいかに大切なものになるかということも改めて感じることができます。
健康経営の取り組みに対する評価と改善は、従業員の健康と幸福を向上させ、組織としてのパフォーマンスを向上させるための基盤を構築します。
評価と改善のサイクルは、健康経営を実践する企業にとって持続可能な成功の鍵となります。
まず、健康経営の評価は企業が自社の健康経営の取り組みを客観的に評価するための手段となります。
これには、従業員の健康プログラムの効果やその実施状況・健康プロモーションの効果などが含まれています。
この評価を行うことによって、企業では自社の強みと課題を正確に把握することができます。
この評価をもとに、改善の計画を策定することができます。
改善計画は、課題の解決策や新しい取り組みを実施するための戦略的な指針を提供します。
従業員の健康状態の改善や職場環境の整備・ストレスマネジメントプログラムの充実などを行うことで改善の具体的な取り組みとなります。
このように評価と改善のサイクルを継続的に実施することで、生産性と効率性を向上させることができます。
さらに、従業員の離職率の低下や労働生産性の向上など、企業にとって経営面でもメリットも生み出します。
これらは従業員の企業エンゲージメントや仕事へのモチベーションの向上にも大きな影響を与えます。
企業と従業員の双方にとって持続可能な成功を実現するために経営認定法人の「評価と改善」は重要な要素となっているのです。
では、具体的に健康経営における評価と改善の取り組み内容を確認しておきましょう。
▷自己評価の実施
自己評価をすることで、健康経営の実施状況や成果を客観的に評価することができます。
自己評価の結果をもとに、現状の課題や改善点を特定が結果を向上させるためにも重要なプロセスとなります。
▶評価項目の適用
健康経営優良法人認定制度が設定している評価項目に基づいて、従業員の健康管理や職場環境、ストレスケアなどの幅広い面で評価項目を適用して改善へと繋げます。
▷改善計画の策定
評価結果をもとに改善計画を洗い出し、特定された課題の対策や健康経営の取り組みをより効果的にするための具体的なアクションを担当者を中心に策定していきます。
▶改善の実施と評価
策定した改善計画を企業全体で実施し、その効果を評価することも重要です。
定期的にフォローアップや評価をし、改善の進捗状況を確認して調整を繰り返すことで今後のさらなる成長へと繋げることができます。
法令遵守とは企業が国や地域の法律や規制を遵守し、社会的責任を果たすことを意味します。
労働基準法・労働安全衛生法などの労働に関する法令を遵守することは、従業員の安全と健康を守り、適切な労働環境を提供する働くすべての人にとって重要といえることです。
これは企業の信頼性と信用性を高め、法的なリスクを回避するためには重要なステップです。
そして、リスクマネジメントは企業が直面するあらゆるリスクを評価し、それらに対処するための戦略的なアプローチを取るプロセスです。
企業は、労働災害や災害などのリスクに備えるための計画を策定し、これらのリスクを最小化するための対策を講じる必要があります。
リスクマネジメントには、リスクの特定、評価、管理、および監視が含まれ、企業は予測可能なリスクや不測の事態に柔軟に対応し、事業継続性を確保することができます。
健康経営における法令遵守とリスクマネジメントは、従業員の安全と健康を最優先に考える企業文化を構築するための基盤となるため、従業員の信頼と忠誠心を獲得するとともに、企業のイメージと評判を向上させるため「必須」項目となっています。
企業が法令遵守とリスクマネジメントを実践することで、社会に対する責任を果たし、従業員の安全と福祉を保護すると同時に、組織の信頼性と透明性を高めることができます。
このような取り組みは、組織の健全性と繁栄を確保するための不可欠な要素であり、企業と社会の両方にとって良い影響をもたらすため、健康経営に限らず企業として重要なものとなります。
・期健診を実施していること
・50人以上の事業場においてストレスチェックを実施していること
・労働基準法または労働安全衛生法に係る違反により送検されていないこと
など、健康経営優良法人(中小規模法人部門)では誓約書に法令遵守・リスクマネジメントのチェック項目が記載されています。
これは誓約書に詳細が記載されているので、申請時にしっかりと確認をしておきましょう。
全4回を通じて、健康経営優良法人の認定について解説してきました!
改めて経営優良法人の認定のメリットを簡単におさらいしておくと
・従業員の生産性向上、モチベーションアップ
・保険料の軽減
・(体調不良による)求職者、離職者の抑止
・採用活動強化、求職者へのアピール
・企業イメージアップ
などがあります。
具体的に取り組みを進めていくと、この他にも社内の環境改善や企業エンゲージメントの向上などまだまだメリットはたくさんあります。
これからの社会では、経営優良法人の認定が当たり前になる社会となることが予想されます。
まだ間に合います!持続可能な社会に不可欠となる健康経営を一緒に目指しましょう!
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