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健康経営とヘルスリテラシー。
このふたつの言葉が企業の成長と従業員の幸福をつなぐキーワードとして昨今注目されています。
企業が人材を「資本」として考える時代、従業員の健康状態が企業の生産性に直結することはもはや常識となりつつあります。
しかし、これまでの健康経営の定番だった、健康診断の実施や運動イベントの開催だけでは十分とは言えない事が分かってきました。
必要なのは、従業員一人ひとりが自分の健康について正しく理解し、自発的に行動できる力、つまり「ヘルスリテラシー」の向上です。
今回は、健康経営の実現においてヘルスリテラシーが果たす役割や、企業が取り組むべきポイントについてわかりやすくご紹介します。
これからの健康経営のさらなる成功のために、最後までチェックしてみてください♪

健康経営の本質は、従業員の心身の健康を企業が積極的に支えることにあります。
しかし、その基盤となるのが「ヘルスリテラシー」の向上です。
ヘルスリテラシーとは、健康に関する情報を正しく理解し、適切な判断や行動につなげる力のことを指します。
例えば「なんだか最近疲れやすいな・・」と感じたとき、その原因を生活習慣の乱れと関連づけ、睡眠や食事、運動を見直してみる。
あるいは、休みを取って医療機関を適切なタイミングで受診しに行く。
このような判断が自然にできる人は、まさにヘルスリテラシーが高い人といえるでしょう。
企業にとってこの力が高い従業員が多いほど、健康状態の維持・改善が進み、結果的に欠勤や離職が減り、生産性が向上します。
反対に、どれだけ健康施策を講じても、従業員が「自分ごと」として捉えられなければ行動変容は起きにくく、成果が見えづらくなります。
だからこそ、企業としては制度や支援を提供するだけでなく、それを「活用し、結果につなげる力」を育てる取り組みが求められているのです。

では、企業は具体的にどのようにして従業員のヘルスリテラシーを高めていけばよいのでしょうか?
まず基本となるのは、健康情報の「わかりやすさ」と「アクセスのしやすさ」です。
難しい医療用語ばかりが並んでいては、誰も読もうとは思いませんよね。
社内ポータルや掲示板に、グラフやイラストを交えたコンテンツを定期的に発信することで、「自然に」情報に触れる機会を増やすことができます。
さらに、行動につながる“気づき”を提供する仕組みも重要となります。
たとえば、歩数や食事内容、睡眠時間などを記録できる健康アプリを導入し、週ごとのレポートやアドバイスを送ると、従業員は自分の生活を客観視するきっかけになります。
これは、ウェアラブル端末を付けている方であれば、付け始めた時の体験から可視化することの重要性を想像しやすいのではないでしょうか?
また、健康診断の結果をただ配布するだけでなく、簡単な解説や改善アドバイスを添えてフィードバックすることで、数値の意味が理解しやすくなり、行動につながります。
加えて、オンラインセミナーや動画配信を活用した「学びの機会」も効果的です。
業務の合間にたった10分だけ視聴できる内容なら、忙しい従業員でも参加しやすく、自分のペースで健康知識を深めることができます。
最近では、健康経営をテーマにした社内検定制度を設け、一定の知識を修得した社員を“健康アンバサダー”として社内で活動してもらう取り組みも広がっています。
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ESキッチンのオフィス社食サービスを導入すると、毎月のメニューとES EXPRESSというメニューと健康についての情報発信をしています。
食事からの健康経営として、健康経営優良法人の認定項目をクリアでき、栄養情報や利用促進は多くの企業でヘルスリテラシーの向上として役立っています!
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ヘルスリテラシー向上は、従業員全体への取り組みであると同時に、特にマネジメント層にとっては重要な責任でもあります。
上司の言動や職場環境づくりが、部下の健康行動に大きな影響を与えるからです。
たとえば、管理職が無理な残業を強いたり、自身が不健康な生活を送っていたりすると、部下はそれを“当たり前”と受け止めてしまう環境となってしまう場合があります。
逆に、上司が自分の健康を大切にし、昼休みに軽い運動を取り入れていたり、定期的に健康診断を受けていたりする姿を見せると、部下も安心して健康行動をとるようになります。
また、部下の体調や表情の変化に気づき、「疲れてない?少し休憩しようか」と声をかけるような職場では、社員の心理的安全性も高まります。
そのため、企業が健康経営を本気で進めるなら、マネジメント層に対するヘルスリテラシー教育が欠かせません。
管理職向けにメンタルヘルスや産業保健の基礎知識を学ぶ研修を実施し、職場での健康配慮行動を“見える化”する仕組みを整えることが求められています。

従業員一人ひとりのヘルスリテラシーが高まると、組織全体のパフォーマンスにも好影響が現れます。
体調不良による欠勤が減るだけでなく、集中力や判断力が向上し、業務効率も自然と上がっていきます。
特に注目されているのが「プレゼンティーズム(出勤していてもパフォーマンスが下がっている状態)」の改善です。
たとえば、肩こりや頭痛、睡眠不足など一見軽度な不調がある状態でも、多くの人は「これくらい大丈夫・・」と出勤を続けます。
しかし、そのような状態では仕事の質が下がり、結果的にミスやトラブルの原因になりかねません。
こういった場合にもヘルスリテラシーが高ければ、そうした不調のサインに早く気づき、セルフケアや医療機関の受診といった適切な対処ができるようになります。
また、健康に対する意識が高い組織では、コミュニケーションも活発になりやすく、チームワークや連携力の向上につながっています。
お互いの健康を気遣う雰囲気がある職場は、心理的安全性も高まり、離職率の低下や人材定着率の向上として結果が出ています。
こうした積み重ねが企業の生産性向上やブランド力強化につながるとすれば、ヘルスリテラシーはまさに「人と組織を強くする力」と言えるでしょう。

ヘルスリテラシーは、単に健康知識を知っていることだけではありません。
「自分に必要な情報を探し、正しく理解し、行動に移せること」がポイントです。
現代は健康情報があふれる時代であり、テレビやSNS、動画サイトなどさまざまなメディアから「健康に良い」とされる情報が次々と発信されています。
しかし、それらすべてが科学的根拠に基づいたものとは限りません。
中には過剰な食事制限や誤解を招くダイエット法なども多く存在し、むしろ健康を害してしまうリスクもあります。
そのため、企業として従業員に正しい情報を届けること、そしてその情報をどう活用するかまでを支援する体制が求められています。
社内の健康推進チームや産業保健スタッフが中心となって、信頼できる情報を厳選・整理し、従業員が気軽にアクセスできるようにする取り組みも広がっています。
また、部署ごとの課題に寄り添った支援も有効です。
現場作業者には身体の疲労回復や熱中症予防、オフィス勤務者には肩こりやストレス対策など、それぞれの現場にあわせた情報提供や施策が求められます。
こうした積み重ねが、従業員の満足度を高め、企業ブランドの向上にもつながっていくのです。
これからの時代、健康経営は単なる取り組みの一つではなく、企業成長の柱のひとつと考えるべきではないでしょうか。
その実現のカギを握るのが、まさに“ヘルスリテラシーの定着”なのです!